公開日 2024年04月25日 最終更新日 2024年06月12日
こんにちは、旅先奪取(@tbskdash)です。
今回は格安航空券の安い理由を考察してみます。
私が知るところなので、足りないところもあるかもしれません。その点は予めご容赦ください。
普段あまり飛行機に乗らない方、格安航空券を利用したいと検討している方に読んでもらいたいです。
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格安航空券とは
まず、このページでいう格安航空券とはを設定していきます。
ここでは「異常に安い航空券」を格安航空券とします。突然出てくる、びっくりするような価格の航空券であり、セールで安い航空券などとは違います。
格安航空券があると知ることで、値段で諦めていた国へも行けるかもと希望になるかもしれません。安い理由を知ることで格安航空券を見つけやすくなると思います。
格安航空券を検索する際には「Trip.com」など網羅的に検索できるサービスを利用しています。
格安航空券のページがありますので、リンクを貼っておきます。
↓
格安航空券|Trip.com
フライトの価格は常に変動している!
まず知ってほしいことは、フライトの価格は常に変動しているということです。電車のように運賃が決まっているわけではないのです。
同じフライトでもタイミングによって万単位で価格が変動します。
なので「格安」というびっくりするような料金設定のフライトが見つかることがあります。
人気のフライトほど高い!
そしてフライトの値段の大前提として知ってほしいのは、「人気」のフライト程、価格が高くなっているということです。
ここでも電車を比較に使ってみます。電車の場合、わかりやすく乗車する距離に比例して高くなります。でも飛行機のフライトの場合、距離に比例するわけではなく、「人気」に左右されます。なので「近くても高い」や「遠いのに安い」ということも起こります。
この「人気」というのが、この後の格安航空券が安い理由にもつながってきます。
格安航空券が安い理由
前提が分かった上で、格安航空券の安い理由に迫っていきます。
以下の4つの項目で考えていきます。
✓ 時期
✓ 時間
✓ 乗り換え
✓ LCC
それでは詳しく見ていきましょう。
時期
まず「時期」についてです。
これは「人気」がわかりやすいと思います。みんなが移動したい連休の時は価格が高くなります。人気があるわけです。特に夏休みは、世界中で夏休みなのでフライトの価格は高騰します。
格安航空券は、人気の無い時期、つまり何でもない平日で見つけることが出来ます。なので格安航空券を利用したいという人には、平日に出発できるような日程の柔軟性が必要ということも言えます。
時間
次に「時間」です。
これも「人気」を考えればいいわけです。みんなが利用したいのは、午前中7時~10時くらいに出発するフライト、もしくは、午後明るいうちに現地に着くようなフライトです。逆に深夜のフライトは負担が大きいので、出来れば利用したくないと思う人も多く人気がないと考えられます。
実際に格安航空券は、深夜、特にAM2時以降に出発するようなフライトや早朝AM4時に到着するようなフライトに多く、これらに対応できる必要があります。こういう時間帯のフライトを選ぶと、空港泊など夜の空港でじっと過ごす時間が長くなります。
乗り換え
次に「乗り継ぎ」です。
乗り継ぎに関して人気なのは、直行便です。乗り継ぎをしないのは、やはり圧倒的に楽なので人気があります。もちろん移動時間の節約にもなります。
ニューヨークのように遠くても直行便は存在するわけですが、直行便がある場所でもあえて乗り換えのフライトを選ぶと安くなっていきます。乗り継ぎ回数が1回、2回と増えると安くなっていきます。
(離島などが目的地で日本からの直行便がなくて乗り継ぎが必要になるの場合とは別です。)
特に格安航空券の場合、乗り継ぎ2回以上と短く繋いで目的地まで行くことになります。それによって、直行便の2倍も3倍も時間が掛かることがあります。
またロストバゲージなどリスクも増えていきますので、より大変であるというのは間違いないです。
LCC
最後に「LCC」です。格安航空会社の略ですね。
格安航空券は基本的に格安航空会社を利用することになります。格安航空会社の安い理由も抑えていきます。安全性は変わらないのでご安心ください。
違いは以下の通りです。
サービスが別料金
1つめに「サービスが別料金」ということです。
座席指定や荷物の預け入れ、機内の食事、ブランケットのレンタルなどが多くのLCCでは別途料金になります。全部追加するとフルサービスキャリアの料金と同じぐらいになることもあります。
空港使用料
2つめに「空港使用料」です。
航空会社も空港使用料を支払うわけですが、出来るだけ安くなるようしています。よって時間帯を深夜にしたり、少し外れにあるターミナルに到着したりするわけです。これらは利用者にも負担になってきます。
機体運用の効率化
3つめに「機体運用の効率化」です。
所有する飛行機の数を最小限にして効率よく運用することでコストを削減しています。また1度にたくさんの人を運ぶほど効率がいいので座席が比較的狭く、機内の設備も簡素にしています。
この他にも自社サイトでの予約にしてコストを削減しているなど様々な工夫により安くなっています。LCCの中でもより安い航空会社があります。
またトラブルが起こった際に、最小限の機体で稼働させている分、次のフライトに影響が出るなど、遅延や欠航が多いLCCもあります。
ですがすべてのLCCが遅延率や欠航率が高いわけではないということが、国土交通省の資料からわかります。
欠航率 遅延率|国土交通省
格安航空券に向いている人
ここまで見てきた中で格安航空券を利用するのに向いている人をまとめたいと思います。
・旅行の日程をフレキシブルに変更できる
・深夜便や早朝便でも対応できる
・乗り継ぎが多くてもいい
・時間がかかってもいい
・LCC利用でも構わない
格安航空券というのは、いつでもあるわけではなく、「人気」のないフライトに突然出てくるものであり、そのフライトに自分の予定を合わせられる人が利用できるものだ、というのが考察の結果わかってきたことです。
急な休みが難しかったり、子連れや病気、高齢などで無理が出来なかったりすると利用が難しかしいのかなと思います。
まとめ
以上、格安航空券について考察してきましたが、いかがでしょうか。
格安航空券を利用すれば、お金の心配なく世界のいろいろな国に行けるので、世界への門は広く開いているとも言えます。
格安航空券の性質を予め理解しておくことで、利用するときが来たら躊躇なく利用してみてくださいね!
格安航空券|Trip.com
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