公開日 2023年02月09日 最終更新日 2024年04月24日
こんにちは、旅先奪取(@tbskdash)です。
アジアの有数のハブ空港である「仁川(インチョン)国際空港」。
韓国のLCCが拠点にしているので、トランジットで訪れる人も多いと思います。
トランジットの時間を使って、空港内を満喫したい!
さらに、もし出来ることならソウル観光をしたい!と思いませんか?
「仁川(インチョン)国際空港」でトランジットの過ごし方を提案します。
他にこんな記事がお役に立ちます!
トランジットする空港で迷っている方は「トランジット観光」
海外旅行での持ちものは「海外旅行持ちものチェックリスト」
飛行機での便利グッズは「機内に持ち込む快適グッズ」
「仁川(インチョン)国際空港」
仁川国際空港は、どんな空港なのか、少しだけ紹介します。
ソウルの隣にある仁川広域市に2001年に開港した空港で、日本でいう「成田空港」のようなポジションで、たくさんの国際線が行き交います。
他にソウル市内には「金浦空港」があり、ソウル中心部から近いのは「金浦空港」ですが、国際線の本数は少ないです。
仁川(インチョン)国際空港には、多くのLCCが日本からの路線を持っているので、韓国旅行の方も、またトランジットで利用する方も非常に多いと思います。
2022年の空港ランキングで、5位に入るほど充実した空港で評価が高いので、安心して訪れることが出来ます。
仁川国際空港公式サイトのマップのページはこちらから
仁川国際空港:マップ
公式アプリはAndroid版のみあります。
まず狙いたい「トランジットツアー」
条件が合えば、ぜひ利用したいのが「仁川国際空港」が用意してくれている「トランジットツアー」です。
コースがたくさんあり、なんと無料で観光地に連れて行ってくれるものもあります!
例えば、こんなコースがあります!
曜日によって開催されているツアーが変わっていますし、時間帯で選べるツアーも変わってきますが、例えばこんなツアーがあります。
空港内ツアー(K-Culture Zone)
空港内の「K-Culture Zone」にて、「無料」で韓国の文化体験が出来るコーナーです。
韓服体験やハングル工芸を体験できます。
「K-Culture Zone」12:00~20:00でオープンしていて、それぞれ30分程度で体験できるようなので、幅広く利用出来そうなコースです。
なんと無料!?「街中」ツアー
「街中」ツアーという名前のツアーがあります。
若い人に人気な「弘大通り」にいって韓国の街を楽しめるツアーです。
空港 → 弘大通り → 空港と送迎してくれますが、「無料」で楽しめます。
14:00~18:00となっていますので、この時間にトランジットする方にはおすすめです。
参加方法
参加方法は、「事前予約」と「当日ツアーデスク行く」という2つの方法があります。
事前に予約しておくと確実でしょう。
ホームページから予約出来、日本語になっているので簡単です。
もし予約でいっぱいでも、当日枠が半分あるとのことで、ツアーデスクに行ってみるのがいいと思います。
仁川空港公式HP 乗り継ぎツアー
「K-ETA」※2023/4/1より日本は免除となりました!
街に出て観光するツアーに参加すると、数時間ですが入国することになるので、韓国の電子渡航証「K-ETA」への登録が必要になります。
許可が下りるまで最長で72時間かかることもあるとのことなので、トランジットでも入国するつもりの方は、予め取っておくほうが良さそうです。
手数料は1万ウォン掛かります。
自分で「トランジット観光」するのもアリ!
ここまでは空港が用意した「トランジットツアー」を紹介してきましたが、自分で街に繰り出す方法もあります。
どうしても行きたい場所があれば、そこだけピンポイントで観光しに行くのもいいと思います。
例えば、三清洞・北村エリア
ソウル市内どこに行っても、あなたの自由ですが、「三清洞・北村エリア」を例に考えてみます。
安国駅から徒歩圏内にあり、空港からは公共交通機関で1時間15分程度掛かります。
「三清洞・北村エリア」は、朝鮮時代の古宮、景福宮と昌徳宮に囲まれたエリアで、地位の高い官吏や王族が使った古い韓屋(ハノク)が数多く残っていて、韓国の伝統を感じられる場所です。
美しい景観を散策するだけでなく、韓屋を利用したオシャレなカフェ、レストランなどがあり、実際に中に入ってゆったりと楽しむことも可能です。
ソウルのカフェの記事でも紹介した、ステキなカフェもこのエリアにあります。
時間がないトランジット観光ですが、文化的な部分とオシャレスポットを兼ね備えていて、一箇所で満足出来る場所かなと思います!
例えば、韓服を着てみたり
韓国の伝統衣装「韓服」を着てみるのも、韓国でしかできない体験でおすすめです。
「韓服」着て三清洞・北村で楽しむのも素敵です。
また「景福宮」または「国立民俗博物館」といった韓国の歴史を感じられるスポットでの、ロケーション撮影などが出来るアクティビティもあります。
時間が許せば、いい思い出になるので試してみては。
移動時間・入国手続きに注意!
仁川空港からソウル駅までは、空港鉄道(A’REX)のノンストップの直通運転が便利です。
利用には座席指定が必要です。
Klookを利用すると少しお得に(片道:825円)予約できるうえに、A’REXの予約方法から乗り方までを画像付きで詳しく教えてくれています。
少しでも節約したい方や不安がある方は、Klookを頼りましょう!
Klook「仁川国際空港鉄道A’REX 片道乗車チケット」
A’REXを利用しても、第二ターミナルからは約50分かかります。
「旅先奪取」では、「トランジット観光」でさまざまな空港を研究してきていますが、市街地まで30分程度の空港が多く、それに比べると50分は遠い方です。
少しトランジット観光しづらい空港と言えるかもしれません。
また観光に出かけるには、トランジットエリアで過ごすだけでは不要だった、イミグレーションも通過しなければなりません。
「K-ETA」が必要になりますので、申請は予め済ましておきましょう。
※2023年4月1日より日本は免除となりました。
まったり空港で過ごすもアリ!
これまでは乗り換えをアクティブに過ごす方法を紹介してきました。
空港で、ゆっくり過ごしたい場合の選択肢を紹介してきます。
もし「深夜便」で到着する場合も、トランジットツアーもトランジット観光も難しいので、ゆったり休む方向でお考え下さい。
トランジット観光は難しいので、空港内でゆったり休む方向で!
ゆったり過ごす方法3つを紹介します。
「インチョンエアポートトランジットホテル」で過ごす。
チムジルバン「SPA ON AIR」で過ごす。
カプセルホテル「ダラク休」で過ごす。
ラウンジで過ごす。
では、1つずつ見ていきます。
インチョンエアポートトランジットホテル
トランジットエリアにあるのが、トランジットホテルです。
第一ターミナル、第二ターミナルそれぞれにあります。
トランジットエリアにあるというのがポイントで、韓国への入国をせずに利用でき、入国の手間が掛かりません。
またホテルとはいえ、6時間からのショートステイで利用できるところが素晴らしいですね。
一度疲れを癒して、次のフライトに望めそうです。
エクスペディアなどから予約が可能です。
※楽天トラベルやじゃらんなどの日本のサービスでは予約できないみたいです。
トランジットホテル ターミナル1 ※2023年2月現在リニューアル工事中
Expedia 「トランジットホテル ターミナル2」
agoda 「トランジットホテル ターミナル2」
チムジルバン「SPA ON AIR」※入国が必要
次に空港内第1ターミナルにあるチムジルバン「SPA ON AIR」です。
チムジルバンとは、韓国式のスーパー銭湯のような施設です。
シャワーブース、ジャグジー、サウナ、仮眠室などがあり、リフレッシュすることが出来ます。
コンセントもあるので、充電もばっちりです。
空港のWi-Fiも入るとの情報もあるので、不自由ありません。
3時間で7000ウォンと、日本円で770円ぐらいなのでとても魅力的です!
空港鉄道 A’REXの最終便の直後などは、列ができるほど人気とのことですので、タイミングによっては混雑も覚悟が必要です。
残念ながら予約制度はないようなので、当日行ってみるしかないですね。
再三になりますが、一度入国する必要があるエリアなので、利用の際には気をつけてください。
カプセルホテル「ダラク休」※入国が必要
最後に空港内のカプセルホテル「ダラク休」です。
第一ターミナルにも第二ターミナルにもそれぞれあります。
日本で想像するカーテンで仕切るようなカプセルホテルではなく、しっかり個室でカードキーがつくお部屋に入ることが出来ます。
ただトイレはお部屋になく、共有部のみとなるなど、その辺りはカプセルホテルらしいです。
お部屋のタイプは、次の4つのタイプになっています。
シングル
シングル+シャワー
ダブル
ダブル+シャワー
エクスペディアなどで事前に予約可能です。
※楽天トラベルやじゃらんなどの日本のサービスでは予約できないみたいです。
Expedia 「ダラク休 ターミナル1」
agoda 「ダラク休 ターミナル1」
Expedia 「ダラク休 ターミナル2」
agoda 「ダラク休 ターミナル2」
一度入国する必要があるエリアなので、利用の際には気をつけてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
乗り継ぎでの過ごし方を一通り提案してきましたので、選択肢が明確になったかなと思います。
「K-ETA」は登録しておくと、選択の幅が一気に広がるのでポイントです。
※2023年4月1日より日本は免除となりました。
あなたに合った過ごし方で、ステキなトランジット時間をお過ごしください。
乗り継ぎで利用される時には、ぜひ試してみてください。
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