公開日 2024年09月26日 最終更新日 2024年09月26日
こんにちは、旅先奪取(@tbskdash)です。
ABC順に行ってみたい世界の建築を紹介するシリーズを始めます!
わざわざ行きたいと思える名建築集めました!
旅先奪取では、世界中の美術館の情報を発信しています。
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旅先奪取|アート
世界の建築ABC
世界には名建築や注目の建築がたくさん点在しています。
建築は現地で体験してみないと、良さがわかりません。写真は良くても期待外れということもありますし、写真映えはイマイチでもすごく心地いい空間だ、ということも大いにあります。
建築業界にずっといる筆者が、まだ行ったことが無くて気になっている建築をチョイスしてきました。
少しでも旅先の参考になれば嬉しいです。
今回は、記念すべき1回目です!2文字分ずつ紹介していこうと思います。
早速始めます!
A : Abrahamic Family House|アブラハム・ファミリー・ハウス
初めは「A」!
「A」から始まる名建築はいろいろありますが、今回選んだのはこちら!
「Abrahamic Family House」
アブラハム・ファミリー・ハウス
建築家:サー・デイヴィッド・アジャイ(David Adjaye)
国:アラブ首長国連邦(アブダビ)
完成:2023年
アブラハム・ファミリー・ハウスは、スーパー建築が乱立するアブダビに新しくできた建築です。
宗教施設で、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教というアブラハムの宗教に基づく三つの異なる礼拝堂(シナゴーグ、教会、モスク)を含む複合施設です。
平和と共存を象徴する建築で、それぞれの礼拝堂は宗教的な共通のルーツを尊重しながらも、独自のデザインと機能を持っています。各建物はシンプルな立方体の形状をしており、自然光を巧みに取り入れた設計が特徴とのこと。
3つの礼拝堂が1つの場所にあるという、意味のある建築であり、デザインにも説得力があります。
私自身は無宗教というか、多くの日本人と同じような宗教感です。それでもこのプロジェクトは、宗教間の対話と理解を促進するための象徴的な建築として注目してしまいます。
アブダビに行った際には訪れたい場所の1つです!訪れるときにはそれぞれの宗教のマナーを守っていきましょう。
設計したデイヴィッド・アジャイは、RIBAゴールドメダルを受賞を受賞している世界的な建築家です。他にも、国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館やモスクワ経営大学院SKOLKOVOなど公共建築をやっています。
残念ながら、日本にはまだデイビッド・アジャイの建築は無いようです。
B:Bilbao Guggenheim Museum|ビルバオグッケンハイム美術館
次に「B」!
「B」に選んだのはこちら!
「Bilbao Guggenheim Museum」
ビルバオグッケンハイム美術館
建築家:フランク・ゲーリー
国:スペイン(ビルバオ)
完成:1997年
ビルバオグッケンハイム美術館は、1997年にスペインのビルバオに完成した現代美術館で、フランク・ゲーリーによる革新的なデザインが大きな注目を集めました。
チタン製の外装が複雑な曲面を描き、魚の鱗のように光を反射し、独特の有機的な形状を持つ建物です。内部は広々としたギャラリー空間が特徴で、巨大な現代アートの展示に適しています。
この美術館はビルバオの都市再生プロジェクトの中心として建設され、「ビルバオ効果」と呼ばれる、建築による都市活性化の成功例としても広く知られています。
このページにも書きましたが、
2024-2025年オープンの世界大注目の美術館たち!ビッグプロジェクト4選!
ソロモン・R・グッゲンハイム財団はアブダビに新しくグッケンハイム美術館を建築中で、こちらもビルバオと同じようにフランク・O・ゲーリーが担当しています。イメージパースではビルバオのデザインを引きついでいることがわかります。
フランク・O・ゲーリーは、言わずと知れた世界で一番有名な建築家の一人で、プリツカー賞も当然のように受賞されています。
お歳は95歳とご高齢となっていますが、まだ精力的に作品を作っていてくれて嬉しいですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
世界の建築ABCの第一回めは、「A」「B」の名建築を紹介してきました。
次回にも期待してください。
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