公開日 2024年09月30日 最終更新日 2024年09月30日
こんにちは、旅先奪取(@tbskdash)です。
ABC順に行ってみたい世界の建築を紹介するシリーズ!
わざわざ行きたいと思える名建築集めました!
第一回はこちら → 世界の建築ABC①
第二回はこちら → 世界の建築ABC②
旅先奪取では、世界中の美術館の情報を発信しています。
↓
旅先奪取|アート
世界の建築ABC
世界には名建築や注目の建築がたくさん点在しています。
建築は現地で体験してみないと、良さがわかりません。写真は良くても期待外れということもありますし、写真映えはイマイチでもすごく心地いい空間だ、ということも大いにあります。
建築業界にずっといる筆者が、まだ行ったことが無くて気になっている建築をチョイスしてきました。
少しでも旅先の参考になれば嬉しいです。
今回は、3回目です!
早速始めます!
E:Eli and Edythe Broad Art Museum|イーライ&イーディス・ブロード美術館
初めは「E」!
「E」に選んだのはこちら!
「Eli and Edythe Broad Art Museum」
イーライ&イーディス・ブロード美術館
建築家:ザハ・ハディド
国:アメリカ
完成:2012年
イーライ&イーディス・ブロード美術館は、アメリカのミシガン州立大学に完成した現代美術館です。
ザハ・ハディドによる鋭角的で未来的なデザインが特徴で、建物の外装は金属製のパネルが交錯するような形状を持っています。内部も流れるようなラインで構成され、動的な空間を作り出しています。
展示は、主に現代美術を中心に、国内外のアーティストの作品を展示しています。
ザハ・ハディドは新国立美術館を作ろうとして頓挫してしまったことで日本でも有名です。作品の多くは流れるような未来的な雰囲気を持ち、世界にたくさんの作品を残しました。例えば、北京大興国際空港やアブドラ国王石油調査・研究センターなど。どれが彼女の代表作なのかわからないくらい大作ばかりです。
世界中の人を魅了し、女性で一番有名な建築家といってもいいと思います。大変残念ながら、数年前に若くして亡くなってしまいました。
F:Fondation Louis Vuitton|ルイ・ヴィトン財団美術館
次に「F」!
「F」もいろいろありましたが、今回選んだのはこちら!
「Fondation Louis Vuitton」
ルイ・ヴィトン財団美術館
建築家:フランク・ゲーリー
国:フランス
完成:2014年
ルイ・ヴィトン財団美術館は、パリ郊外のブローニュの森に完成した、ルイ・ヴィトン財団による現代美術館です。
帆船をイメージしたガラスの帆が重なり合うような、フランク・ゲーリー独特の有機的なデザインが特徴です。この建築は、隣に公園があり、自然環境と調和しながらも、その革新的な構造で視覚的なインパクトを与えています。
企画展がしっかり丸1日分あるような大きな美術館で、現代美術の展示や文化イベントの開催もされていて、芸術と創造性を促進する拠点として機能しています。
オープン日には当時の大統領が出席するほどのビッグプロジェクトで、パリの新しいランドマークとなりました。
フランク・ゲーリーはこの建築を「フランスの深遠な文化的使命を象徴する、パリのための壮大な船」というテーマで作っているようです。フランク・ゲーリーは早くも2回目の登場です。やはり巨匠はすごいですね。
「フランス・ファッション界の帝王」「ファッションの法王」などの異名を持つベルナール・アルノーが、フランク・ゲーリーと出会って依頼したようで、コンペは開催されなかったようです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
世界の建築ABCの第三回めは、「E」「F」の名建築を紹介してきました。
次回にも期待してください。
第一回はこちら → 世界の建築ABC①
第二回はこちら → 世界の建築ABC②
旅先奪取のTwitter(@tbskdash)始めました。
もしよかったらフォローしてください。
海外旅行の最新情報を受け取れます。